暮れに知人から頂いたピンクのシクラメン。シクラメンのように密集して咲いている花を描くのも難しくひとつひとつ描いても平面的になるので、全体を捉えてから明暗を入れるようにした。木を見て、森を見るのではなく全体を大きく捉えてから細部を観ていく。
こちらはかなり以前に描いた失敗作。
背景をいじりすぎて濁ってしまい風呂場にもって行き
たわしで洗いながしたが、気に入らずそのままにしておいた
のを載せてみた。フランスの高級水彩紙アルッシュは丈夫な
紙で相当ごしごし洗ってもビクともせず、お値段は高いが
私は好きで練習用にもこの紙ばかり使っている。
色を置いてしまった後でも風呂場で洗い流しベランダの洗濯物干し
に挟んでひらひら干して再度描き直して使ったりしている。
安い水彩紙はそれが出来ないからこの紙は高いようだが結局
あまりお値段は変わらない。